雨の音のなか、うとうと眠る

もう気づいたら、9月の半ば。

3連休を台風で潰しつつ、(まあ元からなんの予定もないのですが)ぼーっと生きているとあっという間に日が過ぎていく。

少しだけ涼しくなってきて、秋服を見るのが楽しくなってきた。しかも11月に旅行の予定が入ったから、なおさら。

やっぱりご褒美がないと、生きるのがなあなあになる気がする。

 

今週は、ぽつりぽつりと同僚たちに退職のことをつけ始めた。

さみしがってくれたり、残ってる間にあれを教えて欲しいと言ってもらえたり、その度に少しのさみしさは感じるけど、まだすっきりしている気持ちの方がある。

 

「やりたいことがあるのがうらやましい」と言われて、はっとする。

明確な理由があるわけでも人生設計があるわけでもないけれど、漠然と新しいチャレンジをしたいという気持ちが強まって、退職すること、それはやりたいことを目指していく風に見えるんだなあ。

 

月に一度のひとり焼肉ランチdey。

とにかくもくもくと肉を焼き、今の自分の気持ちと向き合う、ある意味デトックスな時間。まあ大抵、二日酔いを経験した週に反動で食べたくなるんだけど。

 

いつも無愛想な店員しかいないのにひとり明るい店員さんがいて、お店の雰囲気が変わってて驚いた。たった一人の行動で、その場の雰囲気って変わるし、人の気持ちも動いたりするんだよなあ。そういう前向きなオーラを持った人には憧れます。

 

そういえば、先週末ずっとみに行きたかった「恋する惑星」を映画館で見れた。

香港の湿り気、ネオンの明るさ、いろんな欲がまぜこぜになった暑苦しさ・・・一気に香港のあの時代の空気感に惹き込まれた。

 

どんな時代でも誰かに惹かれる恋っていうのは、懲りることなく生まれていく。でも永遠じゃないから恋であって、熱いんだろうなあ。

 

ぼーっと余韻にひたりながら帰った。他の作品も間に合えば見たいな。

自分の好きを再確認するのはたのしい。

 

転職もすこしだけ前進した気がする。

でも、これが本当にやりたいの?と問いかけるとまだ大きく頷けるものはなくて。。。

転職は、能力だけじゃなくフィーリングが本当に本当に重要なんだとは思う。

心から大きく頷ける仕事に出会えるかな。もう一度わくわくできるかな。

涙がでるくらい、何かに没頭したりできるだろうか。

 

まだ不安だけど、夏から秋にかけて、確実に自分の未来をほんの少しだけ前進させているような感覚はある。もうちょっと、進まないと。