酔い酔いの夜よ

1年のうちで、最もだらだらが似合う長期休みことGW。

とにかく何もしないことに従事し、だらだらを極めしアラサー女のわたしが、今年はGW前日から飛ばすという意外なはじまり。

 

会社の先輩の送別会で、久々に会社のメンバーでの飲み会。

みんなの近況を聞きながら、深いことを考えず、お酒を飲む時間もたまには悪くない。

わたしは会社の人に自分のプライベートを話すことが苦手で、何度も話を振られるのだけれど、つい話を逸らしてしまう。教えたくないとか、仲良くしたくないとかではなく、なんとなく会社の人とは適切な距離を置いておきたいんだよなあ。

 

後輩がわたしの仕事ぶりを形容するときに「生産性がすごい。限られた時間で、最大限の成果を出しているし、とにかく早い」と話してくれて、そう思われてるんだ〜とふんわり意外に思った。とにかくせっかちなだけではあるんだけど。

 

わたしもいつも、この人のいいところをどんなふうに形容しようかな?と考えることがある。そういうの、ちゃんと伝えていきたいな。

 

金曜日は、学生時代から仲の良い友人2人と集まって。

友人の娘ちゃんも、会うたびに大きくなっているし、友人がどんどんママらしくなるのがなんだか微笑ましい。学生時代、たくさんの時を共有して、同じ体験をした友人たちが、大人になって全く違う人生を歩んでいることをしみじみ感じたりする。

 

大人になって異なる道を歩んでいると、友人と心が離れてしまっているのではと感じる時もある。でも恋愛の話や人生の話になったときに、くれる言葉や考えていることはやっぱり心地よく刺さるものが多く、どんな道を歩んでいても友人は友人なのだと嬉しく感じた。昨日は、ひとりの友人の恋愛の話で盛り上がったり。恋愛や関係性の難しさを嘆き合ったりして、まるで学生時代に戻ったみたいで楽しかったな。

 

恋に悩む友人とはその後、新大久保に繰り出し、韓国料理を楽しみながら飲んだ。

二人とも韓国アイドルをはじめとしたアイドル好きだから、推しの話がとまらないとまらない。推しのすきなところをペラペラ話しつつも、現在のK-POP界への不安や事務所に求めることまで語り合い、ヲタクを楽しむ姿勢まで似ていることに笑った。

 

「お願いだから、飲酒コンテンツだしてくれ〜!推しが飲んでいる姿みたいよ〜!!!」(うんうん)

 

「メンバーが自然体で話す2on2コンテンツ最高。お金かけなくていいから、もっとこういうの出してよ〜!!!!」(まじそれ)

 

「はまりすぎるのが怖い。まじでリア恋顔だから、薄目でみて直視しないようにしている。」(わかる×1000)

 

互いにオーディション番組が好きだから、過去の番組の名場面でも盛り上がったり。

「結局日プはシーズン1が最高なのよ…。コンセプトバトルのあの時…」(ぎゃーーー!)といった具合。

 

なぜオーディション番組が好きなのかと語り合った結果でた意見

・成長を見守り、かつ成長を応援(課金)できてうれしい

・周囲との関わり方など、自分にとっても学びになることが多い

・自分ができなかった青春の追体験ができる

 

そして、推しができることによって、推しをきっかけに好きになるものや知識が増えていったりして、自分の中に積まれるものが多いのも魅力…などと熱く語り合ってしまった。

 

酔い酔いのまま、2件目へ。新大久保あるあるの大画面にK-POPが流れる店を選び、注文のついでに曲もリクエスト。

快く店員さんがOKしてくれて、推しが大画面にうつりながら飲む酒のうまいことよ。

ふたりできゃっきゃ言いながらマッコリやチャミスルを飲み飲み、すっかり深酒してしまう夜でした。ふう。

 

まだGWがはじまったばかりだが、滑り出しがいいと気分が良い。

この後をソファの上だけで過ごさないように、計画を立てて楽しみたいと思う。

 

時間にも心にも余裕があると、ヲタ活もたのしい。潤う。