ご機嫌はひとりでもよろしくてよ
今日は久々にゆっくり寝れた。
彼氏が登山に出かけたので、ひさびさに部屋でひとり。
昔はひとりだと心もとない気持ちになっていたのに、すっかりひとりの時間に慣れ、むしろ楽しんでしまう自分もいる。
まあ、3年も同棲していればそんなもんかなあ。
ひとりのとき、自分の人間としての”できなさ加減”にふと出くわして、我ながら驚くこともある。
飲み物をすぐこぼす、キッチンもきれいに使えない、すぐに部屋が汚くなる…。
そんな自分の不甲斐なさを発見するたび、恋人の偉大さを再確認するのだった。
ひとりのときの楽しみ、それはとことん自分の趣味に浸ること。
恋人とはみれないような映画、ドラマ、場所に行き、自分の「好き」を確かめること。ひとりの時間はそんな楽しみ方ができる。
好きなものって、なんだかあんまり変わらないな。
好きな作家、映画の趣味、食べ物…大人になるにつれ、その幅は広がったとはいえ、根本にあるものは10代からさほど大きく変わっていないような気がする。
そして、自分の好きなものを発信することには大人になるにつれナイーブになる。
あまり声を大にしてはいえない趣味や癖だったりするから、理解してもらおうと思わなくなる。理解者が欲しい気持ちと、とはいえ自分だけが自分の好みを抱きしめられれば十分だという気持ちでいつも揺れてしまうな。
缶ビール、いつの間にかロング缶を飲んでも酔っ払わなくなってきた。今日はマッコリも飲んだぞ。
いろんなことに慣れていっている。根本は変わらないのに、外側がどんどん変わっていることに嫌でも気づく。
こういう変化をもっと楽しめたらいいなあ。